猫が逃げ出してしまったり、災害のときに猫と離れ離れになってしまうなど、万が一迷子になってしまったときの対策として首輪をつけておきたいと考える方も多いのではないでしょうか。中にはあまり嫌がらずにすんなりとつけてくれる猫もいますが、突然得体のしれないものをつけられたと嫌がる猫も多いものです。
嫌がっている猫に無理矢理つけると、ストレスの原因となります。嫌がっている仕草を見せている場合はトレーニングをしてすこしずつ慣れてもらうようにしましょう。 猫が首輪を嫌がっているかどうかは、後ろ首で首輪を外そうとしたり、床に首を擦り付けてとろうとしたり、首を激しく振るなどの仕草をすることが多いです。
このように首輪を嫌がる猫の場合は、首に巻く前に首輪を猫に見せて触らせてあげたり、匂いを嗅がせるなど猫に紹介してあげることをおすすめします。首輪をつけてあげたあとは、猫が好きなおもちゃで遊んであげると良いでしょう。おもちゃで遊ぶのに夢中になっていると首輪をつけている違和感を忘れてしまいます。遊び終わったあとにもし猫が首輪の存在を嫌がったら、すぐに外してあげましょう。
少しずつトレーニングをして首輪に慣らしてあげれば、首輪をつけているのが当たり前と感じるようになってくれます。 猫につける首輪の選び方にもポイントがあります。特にはじめて猫に首輪を選ぶ場合、ペットショップなどでたくさんの種類の首輪が販売されているのでどれを選んだら良いのか迷ってしまうという方もいることでしょう。おすすめは、柔らかく軽い素材でできており、太さは細めの首輪です。
猫の習性として狭い場所に入ることが好きなので、万が一狭い場所で首輪が引っ閣下ってしまった場合に外れる安全装置がついているものを選びましょう。また、いつのまにか隙間に入り込んでいる猫がどこにいるかを確認するために鈴付きの首輪を選ぶ人もいますが、猫の聴力はとても優れているので、ストレスになりやすいのでできるだけ避けることをおすすめします。