犬を飼う事を検討しているけれども、どうやって飼えばよいか分からないという人は少なくありません。そういう時は本やインターネットで調べながら行うと良いです。では犬を飼っていく上で特に重要な事がいくつかあるので、詳しく見ていきましょう。まず新しい環境に慣れさせるという事です。犬を新たに飼い始めた時、特に子犬の場合はしばらくの間は今までとの環境の変化によって精神的、肉体的ストレスがたまり、睡眠不足になったり体調を崩したりしがちです。
そこで飼い始めてからしばらくの間は、とにかく環境に慣れさせてあげるという事を最優先にしましょう。色々可愛がったりしつけをしたりしたいのは分かりますが、まだ新しい環境になれていないのに次々と教え込むとより体調を崩してしまう恐れがあります。
そのため犬が眠っている時は無理に起こしたりせず、またなでるのも嫌がっていたら止めた方が良いです。 犬が新しい環境に慣れてきたら、トイレのしつけを教えましょう。しかししつけるからと言って、間違った場所で排せつしてしまっても大きな声で怒鳴ったりするのはいけません。犬は排せつした場所を怒られたというよりも、排泄行為を怒られたと思い不安を感じてしまい、隠れて排せつするようになってしまいます。正しい場所で排せつ出来るようになるまで、しばらくかかりますが根気よく教え続け、出来たら思いっきり褒めてあげるという事を繰り返す事で、犬は排せつする場所を覚えていきます。 食事に関するルールを作るという事も重要です。
犬が欲しがるからと言って無限に与えていると太ってしまいますし、体調も崩してしまいます。そこで1日にあげる量というものをしっかりと決め、欲しがってもそれ以上は与えないという事が重要です。それからドッグフードも犬の年齢に合わせたものを与えるようすると良いです。そうしないと栄養が足りなかったり栄養過多になってしまいます。
合わせて「お座り」や「待て」も教えると良いです。きちんと「お座り」や「待て」が出来たらエサを与えるという風にする事で、きちんと飼い主と犬との間で主従関係を作る事が出来ます。逆に犬がエサを欲しがっているからあげるという形にしてしまうと、犬が自分の方が上と勘違いしてしまうので注意が必要です。