室内での犬の飼い方!室内向けの犬種や、部屋作りのポイントを紹介

犬にはたくさんの種類がありますが、主に小型犬が室内飼いに向いています。室内で犬を飼う際にはスペースが限られるため、特に日本の家屋事情では大型犬を室内で飼いづらいためです。小型犬の中でも、トイプードル、マルチーズ、シーズーなどが室内で飼う犬として人気があります。それぞれの犬種について紹介していきます。まずはトイプードルです。学習能力が高いためしつけがしやすいのが特徴です。室内で飼う場合に欠かせないトイレトレーニングも行いやすいです。抜け毛が少ないのも嬉しいポイント。ただし、毛がからまりやすいのでこまめなブラッシングとトリミングが欠かせません。

次にマルチーズです。従順な性格でしつけもしやすいのが特徴です。他の犬種に比べて走る量も少ないといわれています。トイプードル同様、抜け毛は少ないですが、こまめなブラッシングやトリミングは必要となります。
シーズーは、人懐っこくおとなしい性格が特徴の小型犬です。無駄吠えが少ないため、近隣の住宅との距離が近い場合にも飼いやすい犬種です。室内だけでは運動量が足りないこともあるので、朝夕の散歩が必要になります。 ここからは、犬を室内で飼う場合の部屋づくりのポイントを3つ紹介します。一つ目のポイントは、犬にとって危険なものへの対策です。誤飲のおそれのある小物類は犬の届かない場所へ片付けます。電気コードも犬がかじる危険があるので、ケーブルカバーなどで対策します。台所などの危ない場所には、犬が入ることができないようにゲートなどを置いてもよいでしょう。

二つ目のポイントは、床にマットやじゅうたんを敷くことです。最近の住宅でよく見られるフローリングは、犬にとってすべりやすく足腰に負担がかかります。犬の生活スペースにはマットなどをひくことで、犬の負担をやわらげるとともに転倒事故を防ぐことができます。

最後のポイントは、犬専用のスペースを作ることです。犬はもともと自分のテリトリーを作る習性があり、放し飼いではストレスを感じてしまうこともあります。直射日光の当たらない快適な場所にサークルなどを設置し、犬が安心して休むことができるようにします。