ネット通販では様々な方法で注文した商品を受け取ることが可能です。数ある方法の中の一つに、郵便局留めがあるのですが、これにはメリットとデメリットがそれぞれあるので、利用するにあたってはそれらをしっかりと理解しておくことが重要となります。
まず、郵便局留めのメリットとして挙げることができるのが、ショップ側に自分の住所を知らせなくてよいので、個人情報を守れるという点です。ただし、名前だけは本名を知らせる必要がありますので、その点についてはきちんと頭に入れておきましょう。また、商品が自宅に届かないので、家族に知られずに受け取りに行けるというのも場合によってはメリットであると言えるかもしれません。例えば、配偶者にサプライズで送るためのプレゼントを注文するような場合には、本人に悟られないようにするために郵便局留めを利用するというのも一案となります。さらに、遠方にいながら商品を受け取れるというのもメリットの一つです。旅行先で商品を手に入れたければ、滞在しているホテルの近くにある郵便局留めで発送してもらうようにすればよいのです。他には、不在時に自宅に配送された商品が盗難されてしまうリスクを防げるというのも、郵便局留めのメリットだと言えるでしょう。
次に、郵便局留めのデメリットとして頭に入れておきたいのが、すべてのネット通販で利用できるわけではないという点です。ショップによっては、郵便局留めは不可となっているところもありますので、そういった場合には他の方法を指定するしかありません。また、保冷郵便などのように長く置いておけないようなものは郵便局留めとして送ることができないという点もデメリットと言えるかもしれません。保管期間は原則として10日間となっているため、それ以上置いておいてもらいたいという方にとっては、そういった点もデメリットに当たります。なお、郵便局によっては連絡をすれば10日を超えて保管してくれるところもあるようです。